通信|反り腰改善・骨盤体操(1)!

反り腰改善・骨盤体操(1)!

最近、腰痛でお悩みの方や
歪みが気になっている方から
「反り腰」について
ご相談を頂く機会が多くなっております。

そこで今回は
そもそも「反り腰」とは何か…

また、改善に向けた考え方と
最初に取り組んでいただきたい
セルフケアについて
お話をさせて頂きます!


【2024/03/09|追記】
早速、体操を試された方から
ご質問を頂戴しましたので
簡単にお返事をさせて頂きます。

自分では動いているか、わからないけど大丈夫?

はい!最初は大丈夫です!

しかしながら将来的には
「動いている感覚」を
感じ取れる事が
重要になりますので
適時、意識をしながら
継続してみて下さい♪

そもそも、自分は反り腰なの?

実は今回の体操は
反り腰の方に限らず
全ての皆様に
おススメの体操となります。

骨盤の前傾・後傾が
自分で感じる事が出来たら
骨盤を正しい位置に
戻していく事も
出来るようになってきます!

是非、継続して
感覚をつかんでください♪

反り腰の改善に向けて…

反り腰って何?

「反り腰」とは言葉の通り
腰が反っている状態の「姿勢」や
「歪み」を言いますが・・・

本来、腰の骨=腰椎は
「生理的前弯」と言われる範囲
前に反っている状態が「良い状態」です。

しかしながら
日頃の姿勢等により
生理的前弯を超えた状態で
前に反って固くなった腰の歪み
「反り腰」と呼んでいます。

具体的には
次のイラストのようなイメージです。

反り腰と骨盤の関係!

反り腰は「生理的前弯」を超えた範囲で
腰の骨が前に反っている状態ですが・・・

体の状態として、腰の骨だけが
前に反っているという事は無く
土台である骨盤も
前に倒れてしまっています。


骨盤が前 ⇒ 骨盤の前傾

骨盤が後ろ ⇒ 骨盤の後傾


上記イラストにもあるように
骨盤が前傾する事で
反り腰になってしまいますので
反り腰改善のためには
骨盤の前傾を改善する事が
非常に重要になってきます!


椅子に座って骨盤体操!

最初に椅子をご用意ください。

椅子は、股関節と膝関節が
90度で座れると理想的です。

注意点としましては
無理をしない事が大前提です!

反り腰が原因で腰痛のある方は
無理のない範囲で
動かすことから始めて下さい!

1、腰を前後に動かします!

(1)椅子に座ります

※股関節と膝は90度が理想です!


(2)お尻の横に手を当てます


(3)腰を前に反らせます

※無理の無い範囲で!


(4)腰を後ろで丸くします


(5)3と4を繰り返します

2、骨盤を前後に動かします!

(1)椅子に座ります

※股関節と膝は90度が理想です!


(2)骨盤の出っ張りに手を当てます

<探し方>
脇腹に手の平を広げて、手を当てます!
そのまま、ゆっくり手を下げていきます!

親指に出っ張りを感じましたか?
上手に見つけて頂けると良いのですが…

1枚目は正面から、
2枚目は左斜め前から見た
親指で触りたい出っ張りポイントです。


(3)全部の指先を使って骨盤を前に回します


(4)全部の指先を使って骨盤を後ろに回します


(5)3と4を繰り返します


3、坐骨で座ります!

(1)椅子に座ります


(2)骨盤の出っ張りに手を当てます


(3)全部の指先を使って骨盤を前に回します


(4)全部の指先を使って骨盤を後ろに回します

(5)坐骨を意識して座ります

上記、骨盤正面のイラスト、
赤丸の箇所が坐骨です。

骨盤を前後に動かしながら座っていると
ちょうど90度になる所で
「コリッ」という感触で
座れる箇所があると思います。

その場所で座れる事が
「良い座り方」や、
「反り腰改善」の第一歩になります♪


坐骨のイメージがつかめない方は
股関節を90度にして座る事を
意識してみてください。

まとめ

今回ご紹介の体操は
如何でしたでしょうか?

今回ご紹介の体操で
「坐骨で座る」
「骨盤を立てて座る」が
出来るようになり
日頃から気を付けて頂けましたら
反り腰が改善する可能性は高まります!

もちろん、立ち姿勢で
反り腰になってしまう方には
体操の続きがございますが・・・

立ち姿勢での
「反り腰改善・骨盤体操」は
次回お話をさせて頂きますので
少々お待ちくださいますよう
お願い申し上げます。


適応範囲となっております

「反り腰」の改善、
「反り腰が原因の腰痛」は
整体の適応範囲となっております。

上記症状に心当たりがございましたら
お気軽にご相談くださいませ!